東京藝術大学アフガニスタン特別企画展
「流出文化財~バーミヤン大仏天井壁画とともに~」
アフガニスタンでは、内戦の混乱下で貴重な文化財が海外へ持ち出されてきましたが、故・平山郁夫画伯は流出した文化財の保護を国際社会に訴え、自らも「流出文化財保護日本委員会」を組織し、102点もの流出文化財を「文化財難民」として保護してきました。
東京藝術大学では、古くより伝承されてきた伝統的な模写の技術と、現代のデジタル撮影技術や2D・3Dの印刷技術を融合させ、流出または消失した文化財を再現し、高精度かつ同素材同質感の複製「クローン文化財」を制作しています。
この度、アフガニスタンへと流出文化財を返還することになるにあたり、貴重な文化財の細部まで再現した高精度な複製と、復元したバーミヤン東大仏天井壁画の図像をご高覧ください。
展示期間 | 2016年3月下旬~6月下旬予定 |
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展示場所 |
メトロ銀座ギャラリー (東京メトロ日比谷線 銀座駅コンコース B7・B8出入口付近) |
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